オクナイサマ。
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17日毎日新聞夕刊からもう一つ。
作家・小川洋子さんの短編(随筆?)が月1回の割合で載っている。
『楽あれば苦あり』と題して。
物忘れがひどくなって、2階へ本を取りに行ったつもりが、別のことに気を取られて下へ降りてきて、15分もしないと何のために2階へ上がったのか思い出せないという。
まあ良く似たことが書いてあるわと思ったのだ。
短編を書くにも時間がかかるようになってきている。
長編小説なら先が見えてこない。
出来上がるとは到底思えない。部屋中をグルグルと廻ったりしていることは覚えているのだが、締め切りには必ず出来上がっているというのだ。
自分が書いた覚えがないのに出来上がっているというのは『オクナイサマ』が助けてくれている。
農家では田植えの人手がなくても、子どもぐらいの大きさの大人がしっかり助けてくれて、田植えが終わっている。
それで、家に帰ったらおきもののオクナイサマの足元が、田んぼのドロで汚れているのだそうだ。
そんな身代わりオクナイサマが欲しいわ、私も。
物忘れがひどいと書いてあるので、この方のお年はさて、何歳なのでしょう?
名前は昔から、よく知ってはいるが、まだ1冊も本を読んだことがなかったのである。
機会がなかったということだ。
お年は同年代ぐらいかな?と思ったが、まだ50歳にもなっておられない。
我がことのようにいろんな姿を垣間見て面白かった。
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