2011年1月21日金曜日

文庫本・阪急電車(一部訂正しました).


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今日仕事帰りに、姉と世間話をして、「それでは、月曜日」
と言って帰ろうとしたら、
「これ、貸したげるわー、すぐ読めるで」と言った。
見てみると、
『阪急電車』という文庫本だった。
この話は、先に映画化されたことをきいていた。
朝のラジオで、エキストラとして、この映画にでたという地元・宝塚市のリスナーさんのことが、放送されていたのだ。
阪急電車が出来て何周年?になるから映画が製作されたのだと思っていたのだ。
しかし、この本が先だったみたい。
しかも、よみだすと、近くの知っている駅ばかりがでてくる、16の短編を集めたものだが、全部が繋がっているというものなのである。
晩御飯を食べ、読むことを楽しみにしていたので、洗い物もしないで8時頃から一気に読み切った。
これなら、映画化されても面白いものになるはずだと感じた。
阪急今津線の駅。
宝塚→宝塚南口→逆瀬川→小林(おばやし)→仁川→甲東園→門戸厄神(もんどやくじん)→西宮北口
を折り返した延べ16の駅にまつわる話が書かれている。
恋愛話、恋愛になる初めの話、別れの話、電車内でのいろんな出来事、他人に影響を与える昔話等々。
この本が、今年39歳の女性作家の本だということを全く知らなかった。
このブログを書いた時は、てっきり、俳優の方だとばかり思っていたのだ。
それで、児玉清さんが解説を書いてられるとばっかり思っていたのだった。
大いなる早とちり。
すみませんでした。
私は勉強不足で、多くの賞を取り、何冊もの本を出版されているとは全く知らなかった。
「うわーーーー!お若いのにできる方なんだー」と拍手。
TVでもやっていた『フリーター家を買う』も彼女の作なんだ。
ビックリ仰天して、称賛。
彼女はは今でも今津線沿線のお住まいだと書かれていた。
今津線の旅はこの本を参考にされたら面白そう。
一度読まれたら楽しいですよ。

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