2011年4月17日日曜日

大桜を見たよ。















にほんブログ村 シニア日記ブログへ にほんブログ村←”クリックにご協力を”。兵庫県養父市の『樽見の大桜』を見てきました。

登山道入り口から急な坂道を登り始めます。

振り向けば、桜最後の日曜日なので、駐車場に入りきれない車が数珠つなぎ状態だ。

しばらく行くと、大きな写真のポスターが貼ってあり、期待が膨らんでいく。

昇り続けること20分程すると、はるか上に大桜が見えてきた。

近づいて写すと少ししか写らない。

それではと、まだ桜を超えて昇ると、全体像が見えてくる。

桜の時期の案内をしていただける地元の有志の方々が、色々質問に答えて下さいました。

樹齢1000年を超える桜はエドヒガンという種類で、幹は穴が開く傷みよう。

その為、ジヤングルジムのようなパイプで組んだもので、支えられている。

幹がそれだから、樹木医のちからを借りて、現在細い根が伸びてきて、それで栄養を取り入れているそうだ。

それでも、今は綺麗な花をたくさんつけて、見事な姿を見せている。

花は年々色が白くなってきているということだ。

エドヒガンは小さな花だ。

ソメイヨシノなんかより、かなり小さい。

昔は、枝がもっともっと下のほうまで、伸びていたが、周りの植林の影響で光りが当らなくなってきて、桜自体元気がなくなってきたそうだ。

周りの木を伐採して、光りを取り込むようにした。

すると、今度は夏場の乾燥で弱ってきたので、灌水の装置を組むなど、本当に多くの苦労の末、今の花のように、蘇ってきたらしい。

昔、養蚕が盛んなころは、大桜の周りには桑が植えられていて、

一日何度も桑を取りに上ってきていたという。

しかし、戦後蚕の需要がなくなってきて、杉にとってかわったが、

其の杉が大桜をいためていたらしいのである。

大桜の近くには、所々、自生している黄色の花の咲く木があった。

ミツマタといって、和紙の原料の木だ。

一つ山を越せば、昔は和紙を作る里があったという。

以上のことは、青い服の地元の有志の方から聞いた受け売りです。

あしからず。

かなり、疲れる山登りでした。

が、大桜が見えた瞬間、汗と共に疲れが飛んでいってしまったのだー。



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