見ないふり。

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16日の夜9時ぐらいから、私は、猫さん達のアマゾンマンション１棟を壊していた。
チビ猫・みんちゃんが私の留守中、マンション１室で、ゲーを撒き散らしていたので、もう使い物にならなくなったためである。
中敷きまで、シッカリ汚してくれたのを切り取ったり、
又、アマゾンマンションを１棟新築したり、
要らぬ用事を増やしてくれる猫どもたちよ。
やっと片付いたので、髪を切りだしたという訳だ。
最近鏡を見ると、耳の上あたりが、何となく膨らんでいるのだ。
エーーーー！
いややなあ、この髪型いやだ。
それではと、小さなハサミで切りましょう。
いつも通りの我流で、
出来上がりを両手で押さえると、
「出来上がり、上出来、上出来！」
と合わせ鏡をして、自分に言っていた。
もう何年となく自分でカットしているので、
「このへんでええやろ」で、これでおしまいにした。
洗面所で合わせ鏡をして、眼を凝らしてみると、両耳の上あたりが
何となくしろーく見える。
この辺りが一番白髪なんだね。
サムイモがでそうだったが、自分のことだから、
ぐっと我慢をして、そこは見ないふり、ミナイフリー。